令和5年度 第4回児童養護福祉士(中級)認定資格研修 開催報告

開催日時:令和5年9月11日(月)から9月14日(木)
開催場所:白百合女子大学(東京都調布市)

 今年度(2023年度)の研修は、従来の9月開催に戻し、9月11日(月)から4日間の日程で、初級・中級コースの研修を白百合女子大学を会場として開催しました。
 研修には東北から鹿児島まで40名弱の受講者を迎え、社会的養育に精通した講師陣によって講座を展開しました。
 初日には情報交換会を実施、初級コースは3日目の演習クラス別に、中級クラスは中級受講生同士でテーブルにつき、施設紹介や地域別の状況などについての情報交換を行いました。メンバー間の親睦を深めることができたこともあって、翌日以降の研修での協議の場において、活発な話し合いができたように思います。
 4日間たくさんの講座が用意されているため、受講生の皆さんにとっては、かなりタイトなスケジュールであったと思われますが、皆さん積極的に取り組み、これまでの実践の振り返りと新しい学びを得て、終えることができたことと思います。
 本学会では、研究者と実践者との共同で、研修の充実に取り組んでいます。今後も高機能化、地域分散化、小規模化という国の方針に注視しながら、法的な知識・施策動向、支援技術、チームアプローチや連携の推進など、支援力の向上のための研修の充実に努めて参りますので、皆様のご参加をお待ちしています。
 最終日の閉講式では、受講者一人ひとりに高橋利一理事長及び和田上貴昭研修委員長から認定証が公布されました。(翌金曜日午後の関東地区は大気が不安定となり、大変な雷雨となりました。研修が前日までだったことに安堵しました)。

開講式


情報交換会


閉講式


中級研修の様子
・受講生が7名と少ない中での研修となったことにより、すべての授業が演習形式で行われ、受講生相互の経験に基づいた活発な議論が行われたようである。また休憩時間には、お互いの施設の様子を話し合う様子が見られ、各施設の実践の工夫点などを共有しあうことができたようであった。

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