第12回研究大会

今回の大会は、2020年2月27日(木)日本女子大学目白キャンパスにて開催の予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の急速な感染拡大から、皆様の安全と健康を第一と考え、急遽会場での開催を延期することにいたしました。その後も開催できることを祈り動向を見守っておりましたが、感染拡大は収束する気配がなく、今年度の開催を断念することにいたしました。そのため、このような開催報告となりましたことをご理解いただきたくお願い申し上げます。なお、発表予定だった方にはこのページに発表題名および氏名の発表と、開催概要集の発行をもって、研究発表したこととみなすことにいたします。 当学会としましては、貴重な研究発表の場を失い、大変残念なことではありますが、一日も早くこの感染症拡大が収束し、平穏な日常が戻ることを心よりお祈りいたします。



大会テーマ:「社会的養護実践における施設と里親の協働」

社会的養護を取り巻く環境は、近年、子どもの権利擁護の観点から大きく変革されてきました。生活単位の小規模化とパーマネンシーの保障。どちらかというと施設養護に対する否定的な流れのように感じられるかもしれません。しかし、この流れは必ずしも施設養護を否定するものではないと考えています。「新ビジョン」にも記されているように、「高度専門的なケアが必要な場合」は施設養護が必要とされています。これまでの施設養護の専門性の高さが評価されているためでしょう。さらに、里親を中心とした社会的養護の体制において、施設養護の専門性の高さは里親養育をサポートするために重要な社会資源となることでしょう。 今大会では「新ビジョン」作成にもかかわった本学の林浩康先生をお迎えして、里親養育を中心とした社会的養護体制について理解を深めていただくとともに、現場の実践に基づいた研究報告が数多く行われる予定でしたが、中止となってしまったことは残念です。 今後、新たな社会的養護の体制において職員一人一人の専門性向上は必須となっていくことでしょう。本学会および今大会がそうした職員の専門性向上に寄与することを願っています。


講演


テーマ 「社会的養護実践における施設と里親の協働」
(日本女子大学 社会福祉学科 教授)林 浩康 氏

会場での講演は中止になりました。講演内容は、書面にて発行いたします。参加お申込みの方へは大会概要冊子とともに郵送いたします。


分科会研究発表


〜第一分科会〜
テーマ:「社会的養護実践における里親支援・他機関連携」


〜第二分科会〜
テーマ:「社会的養護実践における生活支援」


〜第三分科会〜
テーマ:「社会的養護実践における心理治療」


〜第四分科会〜
テーマ:「社会的養護実践における施設運営」


当日の発表内容を冊子としたものをご希望の方は、下記事務局までメールかFAXでお申し込みください。 1冊1,000円(送料・税込)

お支払い方法は銀行振込になります。振込手数料はご負担ください。



【資料お申し込み先】
一般社団法人日本児童養護実践学会事務局 宛
E-mail :info@yougojissen.jp
FAX :03−5211−2859



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