開催場所:基調講演 目白大学 10号館 901教室
分科会 目白大学 10号館 500、501、505教室
2010年2月14日(日)に、目白大学を会場校として第2回児童養護実践学会が
「児童養護施設とアドヴォカシ」を大会テーマにして開催されました。
参加者は予想を超えて全国各地から参加者があり盛会に行なわれました。
最初の基調講演は石井哲夫先生により「積極的養護論とその展開」と題し、
長年積み重ねられた経験と理論を感銘深く聞くことが出来ました。
シンポジュームは「子どものアドヴォカシに応えるFSW」と題してパネリストにFSWの実務経験者の
鹿毛弘通(ベトレヘム学園)、酒井寛(マハナヤ学園)野村和洋(赤十字子供の家)、
樋口亜由美(まつば園)の各氏、司会はルーテル学院の加藤純氏によって行われフロアーからも
活発な意見が交換され、児童養護施設における子ども家庭支援のために新たな援助技術の発展が
求められていることを実感しました。
研究発表では11人の発表者が第1分科会「児童養護実践」、第2分科会「子ども家庭支援」
第3分科会「施設運営」に別れて発表が行われました。
この学会の特徴である児童養護実践者の発表が中心であったため、研究発表も理論的な発表に留まらず
日頃の実践を根拠にしたものであるため、発表内容に説得力があり、即、現場に活用できるものが多く
この学会が意図としている目的に沿い、意義のある学会となりました。
大会はシムウェルマン株式会社の社員、目白大生の協力を得てスムーズに大会運営が行われました。
第3回の学会は、2011年2月13日(日)に昭和女子大学で開催される予定です。
研究者をはじめ児童養護施設の実践者は、ひとりでも多く発表されることを期待しております。
第2回大会委員長 千葉茂明
- テーマ 「積極的養護論とその展開」
基調講演
目白大学額出顧問、本学会顧問 石井哲夫先生
- テーマ 「子どものアドヴォカシに応えるFSW」
シンポジウム
司 会: 加藤純(ルーテル学院大学)
発題者: 鹿毛弘道(ベトレヘム学園)
酒井寛(マハヤナ学園撫子園)
野村和洋(赤十字子供の家)
樋口亜由美(まつば園)
発題者: 鹿毛弘道(ベトレヘム学園)
酒井寛(マハヤナ学園撫子園)
野村和洋(赤十字子供の家)
樋口亜由美(まつば園)
- 総会の議事録はこちら から
第2回総会
- 〜第一分科会(500教室)〜
- テーマ「児童養護実践」
分科会研究発表
司 会:横堀昌子(青山学院女子短期大学)、大竹智(立正大学)
若松 亜希子(東京育成園・至誠学園)
「児童養護施設の小規模化における心理臨床活動」
「児童養護施設の小規模化における心理臨床活動」
佐藤 恵 (目白大学)
「地域小規模児童養護施設の職員と児童の視点から見た有効性について」
「地域小規模児童養護施設の職員と児童の視点から見た有効性について」
兎澤 聖 (至誠学園)
「児童養護施設における職員の自己覚知」
「児童養護施設における職員の自己覚知」
大竹 智 (立正大学)
「ニュージーランドにおけるファミリーソーシャルワーク」
「ニュージーランドにおけるファミリーソーシャルワーク」
-
- 〜第二分科会(501教室)〜
- テーマ「子ども家庭支援」
司 会 橋 久雄 (昭和女子大学)、櫻井 奈津子 (和泉短期大学)
板井 貴宏 (至誠学園)
「精神障害を患った母親とその母親から虐待を受けた男児の精神科入院治療」
「精神障害を患った母親とその母親から虐待を受けた男児の精神科入院治療」
峰 陽子 (福音寮)
「家族再統合」
「家族再統合」
橋 直之 (東京育成園)
「児童養護施設における家族再統合の取り組み」
「児童養護施設における家族再統合の取り組み」
- 〜第三分科会(505教室)〜
- テーマ「施設運営」
司 会 坂井 勉 (群馬フランシスコの町)
藤倉 寛昌 (クリスマスビレッジ)
「職場内研修と職場の活性化」
「職場内研修と職場の活性化」
河原 一郎 (東京育成園)
「施設運営の現状と課題」
「施設運営の現状と課題」
武藤 素明 (二葉学園)
「政権交代後の児童養護の政策関連の動向と今後の課題」
「政権交代後の児童養護の政策関連の動向と今後の課題」
岩崎 浩三 (日本ソーシャルワーカー協会常任理事)
「先進諸国における社会的養護の現状と課題」
「先進諸国における社会的養護の現状と課題」
当日の発表内容を冊子としたものをご希望の方は、下記事務局までメールかFAXでお申し込みください。
学会入会の方は無料にて、一般の方は有料にてお送りいたします。
【資料お申し込み先】
日本児童養護実践学会事務局 宛
E-mail :info@yougojissen.jp
FAX :03−5211−2859
学会入会の方は無料にて、一般の方は有料にてお送りいたします。
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日本児童養護実践学会事務局 宛
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FAX :03−5211−2859
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