〜『児童養護実践研究』執筆要項〜

(執筆要項の制定)
1.この執筆要項は、『児童養護実践研究』投稿規定第8条に基づき同規程の細則として定める。

(原稿の様式と文章の表記方法)
2.原稿は、縦置きA4版用紙に横書きで作成する。1ページあたりの字数は1400字(横40字×縦35行)とする。図表・注・文献一覧などを含めて12ページ程度を目安とする
3.原稿の冒頭に、@原稿の種類(論文・実践報告・大会発表・その他のいずれか)、A題名、B氏名と所属(連名の場合は全員)を記す。論文の場合は、次にC和文要約(400字以内)と、Dキーワード(5語以内)を記す。
4.文章の表記方法は次の通りとする。  (1)原則として、常用漢字を用い、口語体、新仮名遣いで表記する。
 (2)論文は「だ・である」調で記す。論文以外の原稿は「ですます」調でも良い。
 (3)句読点には“、”と“。”を用いる。
 (4)算用数字や欧文文字が1文字のみの場合は全角で記す。【例】1人 2回 Aさん
 (5)算用数字や欧文文字が2文字以上続く場合は半角で記す。【例】2011年 12,345人 PTSD
 (6)略語は一般に用いられているものに限る。略語を用いる場合、初出時に略語の後の( )内に正式名称を記す。【例】 ファミリーソーシャルワーカー(以下、FSW)は……。
 (7)外来語は、専門用語または日常語として定着している場合や適切な日本語訳がない場合を除いては安易に使わない。

(図表の作成方法)
5.図表を作成する場合、
 (1) 本文中の掲載箇所に記す。
 (2) 図には図1、図2など、また表には表1、表2など、図表には番号を付ける。図表番号の後に1文字空白を入れ、図表の題名を記す。
 (3) 図の番号と題名は図の下方に、表の番号と題名は表の上方に記す。
 (4) 他の文献から図表を転用してはならない。

(本文における文献の示し方)
6.本文での説明を補うための注は用いないで、必要な説明は本文に盛り込む。
7.他の文献を引用する場合、引用した文章を「 」で括り,一字一句原文通りに記す。原文で使われている「 」は、引用符内では『 』に置き換える。論文執筆者が下線などの強調を加える場合は(下線筆者)などと明記する。
8.他の文献を引用または要約して紹介した場合、本文中に出典を示す注を付ける。

 (1) 引用には「 」の直後に注を記す。要約には要約が終了したところに注を記す。
 (2) 注には、著者の姓、出版年、引用または要約したページを記す。
 (3) 著者が複数の文献は、一人目の著者の姓の後に「他」と記す。[例:高橋他(2012)は ...]
 (4) 海外の原著を用いた場合は著者名を原語で表記する[例:Perlman]。翻訳を用いた場合は著者名をカタカナで表記する[例:パールマン]。
 (5) 翻訳を用いた場合は、原著の出版年と翻訳の出版年を併記し、“=”で区切る。
 (6) 引用または要約に用いた箇所の始まりと終わりを半角の数字で示しハイフンでつなぐ。
  【例1:著書名を本文の一部として記す方法】
   当時の状況を山田(2010)は「... 引用 ...」(21-22)と説明している。
   当時の状況を山田(2010)は ... 要約 ... と説明している(21-22頁)。
   Perlman(1957)は......論じた(20-21)。
   パールマン(1957=1966)は......論じた(30-31)。
  【例2:著書名を注の中に記す方法】
   当時の状況は ... 要約 ... だった(山田, 2010, 21-22)。
   当時の状況は「... 引用 ...」(山田, 2010, 21-22)だった。
   ......だった(Perlman, 1957, 30-31)
   ......だった(パールマン, 1957=1966, 30-31)


(文献一覧の示し方)
9.本文中に用いた文献は原稿の末尾に文献一覧として示す。表記の順序は、筆頭著者の姓の50音順またはアルファベット順とする。
 (1) 著書名の表記方法
  1. 日本人名は、姓と名の間に空白を入れずに続けて記す。複数の著者名は中点(・)で区切る[例:山田太郎・高橋洋子]。
  2. 海外の原著を示す場合、姓を原語で記し", "で区切った後に、ファーストネームやミドルネームをイニシャルで記す。イニシャルの後にはそれぞれ省略記号として". "と半角空白1文字を入れる[例:Perlman, H. H.]。
  3. 日本語で記された翻訳書については、著者の姓を片仮名で記す。直後に( )で括って原著出版年、訳者名、訳書出版年を示す。
    例:Perlman, H. H. (1957=松本武子訳, 1966)
  4. 著書が4名以上の場合は、4番目以降の著者名を省略し、和文の場合「・他」と記す。海外文献の場合、「et al.」と記す。
  5. 編者名の後ろには(編)、英文の場合 (ed.)と記す。編著や監修などの場合は(編著)、(監修)などと記す。
 (2) 論文名や書名の表記方法
  1. 日本語の書名や雑誌名は『 』で括って示す。副題がある場合、主題の後に:を付けて区切る。海外の書名や雑誌名は斜体(イタリック体)で示す。
  2. 本の一章や雑誌論文の題名などは「 」で括る。海外原著の場合は“ ”で括る。
  3. 日本語で出版されている翻訳書を示す場合、原著の著書名や書名などを原語で示さなくて良い。
 (3) 発行年の表記方法
  • 版を重ねている書籍の場合、使用した版の出版年を表記する。
 (4) 雑誌の巻数や号数は、○巻○号などと表記する。海外文献の場合、12(3)のように表記する。

 (5) 文献の種類別の表記方法の例
  【和文単行本】
   著者名(発行年)『書名:副題』発行所
  【海外単行本の場合】
   原著者名原語(発行年)書名:副題原語, 発行所
  【翻訳書】
   原著者カタカナ(発行年=翻訳者名, 翻訳出版年)『書名』 発行所
  【和文雑誌】
   著者名(発行年)「論文表題」『雑誌名』x巻y号zz-zz
  【英文雑誌】
   著者名(発行年)表題, 雑誌名, x (y):zz-zz
  その他の場合、上記を参照し、最も適切と思われる表記方法を採用すること。



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